中国人民銀行が9日に発表したデータによりますと、9月末、中国の外貨準備高は3兆1085億米ドルとなり、前月に比べると170億米ドルの増加でした。

　1月から9月までの外貨準備高の推移を見てみると、1月が落ち込んでいたが、その後ずっと増加し続け、9月末までには8カ月間の連続上昇を実現しました。

　これについて、国家外貨管理局の責任者は「今年に入って以来、中国の経済と金融情勢が安定し上向きの趨勢を保っていることは、外貨準備高の持続的拡大のために有利な条件を作った」と説明しています。